栗原陵矢が独占激白…2年間の悔しき日々 明かす右手の状態と米国で得た新たな学び

  • 記者:福谷佑介
    2024.02.26
  • 1軍
ソフトバンク・栗原陵矢【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・栗原陵矢【写真:福谷佑介】

まだ消えない手術の影響「やれない痛みではないので」

 2年間の悔しさを晴らす年にする。ソフトバンクの栗原陵矢内野手が復活を期して、開幕に向けた準備を進めている。春季キャンプで重点的に取り組んでいるのは体作りと三塁の守備。「守備は本当に受ければ受けるだけ上手くなるし、確率を上げられるものだと思うんで」。昨季から本格的に三塁手に転向し、今季はまだ2年目。守備力の向上も課題の1つだ。

 2022年、2023年と悔しさしか残らない2年間を過ごした。主軸として期待された2022年は開幕5試合目で左膝の前十字靭帯断裂と左外側半月板損傷の大怪我を負い、シーズンを棒に振った。1年ぶりに復帰した2023年シーズンは開幕からレギュラーとしてプレーを続けていたが、8月23日のロッテ戦で右手有鈎骨を骨折。戦線を離脱し、勝負の終盤戦でグラウンドにいることができなかった。

 ヒリつくような優勝争い、CS争いを繰り広げたシーズン終盤の戦いを、ただテレビで眺めることしかできなかったこの2年間。チームは2年続けてリーグ最終戦で厳しい現実を突き付けられた。「いいところで試合に出たいんです。終盤の優勝争いとか、そういう試合に出たい」。たとえ悔しい思いを味わったとしても、その場にいられないよりもいい。極限の緊迫感を栗原は渇望している。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)