「どこが似とんねん」 別の育成と間違えられる“屈辱”…A組で過ごす緒方理貢の本音

  • 記者:米多祐樹
    2024.02.15
  • 1軍
ソフトバンク・緒方理貢【写真:小林靖】
ソフトバンク・緒方理貢【写真:小林靖】

シートノックで聞こえてくるため息「やばいやばいやばい…ってなる」

 悔しすぎる“屈辱”をも味わいながら、A組キャンプの日々を送っている。「どこが似とんねん」――。育成選手として、心からの本音だった。ソフトバンクの緒方理貢内野手は春季キャンプでA組入り。「お客さんの声が……。変な球を投げたら『ああ』っていう(ため息のような)声が一番メンタルきます」と、重圧とも戦っている。

 宮崎県出身の25歳で、右投げ左打ち。京都外大西高から駒大を経て、2020年の育成ドラフト5位でホークスに入団した。2022年にはウエスタン・リーグで17盗塁を記録してタイトルを獲得。昨季は同リーグで50試合に出場して打率.140と苦しんだが「みやざきフェニックス・リーグ」では小久保裕紀監督からも打撃面の成長を評価されていた。

 A組入りという支配下を掴むために、小久保監督に直接アピールできる最大のチャンス。全てが初めてという中で、何度も悔しい“屈辱”を味わっているそう。別の育成選手と間違われるという出来事を自らの口で明かした。

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)