抱えてきた便利屋のジレンマ 来季は二塁手1本…牧原大成が備える“GG賞”級の能力

  • 著者:鷹フル編集部
    2023.12.31
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・牧原大成【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・牧原大成【写真:藤浦一都】

二塁手と中堅手でプレーした今季「難しさはあった」

 ソフトバンクの牧原大成内野手は来季、二塁手としてレギュラー争いに挑む。21日に行われた契約更改交渉では年俸1億円(金額は推定)の変動制となる3年契約を締結。来季に向けた自主トレの取り組みを問われると「来年はセカンド1本というところで、セカンドの動きであったりを一からやっていきたい」と息巻いた。

 育成出身の牧原大といえば、球界でも屈指の“ユーティリティプレーヤー”として知られる。二塁手だけでなく遊撃手、三塁手、そして外野手としても高いレベルでプレーでき、その能力を評価されて、怪我で出場辞退となった鈴木誠也外野手に代わって野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてWBCにも出場した。

 ホークスで狙っていたのは中堅手のレギュラーだった。だが、チーム事情によってシーズン開幕は二塁手で迎えた。骨折により離脱する8月末までにスタメンで出場した90試合のうち38試合が二塁手、52試合が中堅手だった。「センター1本で始まるシーズンだったんですけど、開幕スタメンはセカンドというところはすごいビックリした。セカンドに切り替える中で、いい感じになってきたと思ったら、次はセンターに回ったり。難しさはあった」。“便利屋”としての苦悩が言葉には滲んだ。

(鷹フル編集部)