後輩の台頭に募る“恐怖”「ポジションなくなる」 栗原陵矢に起きている心境の変化

  • 記者:福谷佑介
    2023.12.07
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・栗原陵矢【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・栗原陵矢【写真:藤浦一都】

1月は米国で自主トレ「野球人生においても、人生においても、刺激を感じたい」

 溢れた偽らざる本音だった。6日に来季の契約更改交渉を行なったソフトバンクの栗原陵矢外野手。今季から700万円減の6300万円で来季の契約にサインした。交渉後の会見では「自分のポジションがなくなっていく怖さもある」と、心中を吐露した。(金額は全て推定)

 不完全燃焼のシーズンだった。前十字靭帯断裂の大怪我から復帰し「すごく自分に期待しながら挑んだ」という今季。開幕直後は結果も出ていたが、徐々に成績は下降。左膝の炎症で7月末に出場選手登録を抹消され、8月16日の復帰直後に今度は右有鈎骨の骨折で再び離脱。96試合に出場して打率.239、13本塁打49打点という成績に終わった。

「自分の中でも残念だなと思いますし、チームのために働けなかったなというのはあります。どの数字を取っても納得いくものではない。チームとしても3年、優勝から遠ざかっていますし、とにかく優勝したいという気持ちが強いです」。口を突いたのは自責の思いばかり。リーグ優勝を逃した責任の一端を痛感している。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)