鷹、戦力外の育成選手が心境吐露「どれだけ頑張っても切られてしまう」「薄々気付いていた」

ソフトバンクに戦力外通告を受けた早真之介(左)と重田倫明【写真:竹村岳】
ソフトバンクに戦力外通告を受けた早真之介(左)と重田倫明【写真:竹村岳】

3年目の外野手・早は中村晃から「落ち着いたらまた話しよう」

 ソフトバンクの育成、重田倫明投手と早真之介外野手が28日、PayPayドームを訪れ、来季の選手契約を結ばない旨を伝えられた。育成で5年を過ごした重田は「覚悟はしていましたし、こういう形になると薄々気づいていた」と振り返り、3年目の早は「この世界、どれだけ頑張っても切られてしまう世界なので、そこは仕方ない」と話した。

 重田は2018年育成ドラフト3位で入団した。メッツの千賀滉大投手や、先輩の東浜巨投手らと自主トレをともにした経験がある。東浜には電話で報告をしたといい「昨日、巨さんと話した時に『謝ることじゃないよ』とは言われました。あれだけ親身になってお世話になったので。『すみませんでした。いい報告ができませんでした』と言ったんですけど。最後の最後までいい先輩でした」と、心から感謝をしていた。

 早は2020年育成ドラフト4位で、プロ入り後は中村晃のもとで自主トレをしていた。同じく電話で報告したそうで「『とりあえず球団行ってきな。落ち着いたらまた話しよう』と言われました」と明かす。印象深い教えには「晃さんから言われた言葉があって。どの世界もそうだと思いますけど、『全ては自己責任』だと言われて。すごく響きましたし、晃さん自身もそういう行動を取っている」と挙げ、感謝を伝えていた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)