ソフトバンク、小久保2軍監督の1軍監督就任を正式発表 23日に就任会見実施

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:藤浦一都】

小久保2軍監督は現在「みやざきフェニックス・リーグ」で指揮をとっている

 ソフトバンクは21日、来季の1軍監督に小久保裕紀2軍監督が就任すると発表した。現在、宮崎県内で行われている秋季教育リーグ「第20回みやざきフェニックス・リーグ」で指揮を執っている小久保2軍監督は、1軍の秋季練習がスタートする23日に新監督就任会見を行う。

 2年間、指揮を執った藤本博史前監督の後任として“ミスター・ホークス”の昇格が正式に決まった。小久保監督が誕生する。和歌山の星林高から青山学院大を経て1993年のドラフト逆指名でダイエーに入団した小久保2軍監督。2004年に無償トレードで巨人へと移籍したものの、2007年にFA権を行使してソフトバンクに復帰し、2012年に現役を引退した。

 2021年に1軍ヘッドコーチとしてソフトバンクに復帰すると、2022年からは2軍監督に就任した。2軍では、技術指導だけでなく人間教育も重視。厳しくも愛情を持って接してきたことで若手選手たちからも慕われていた。ソフトバンクの2軍は今季ウエスタン・リーグで優勝し、7日に行われたファーム日本選手権では日本一に輝いていた。

(鷹フル編集部)