今秋のキャンプは「普段とは違う形になります」 小久保2軍監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】

日本ハムに15失点して大敗「3軍や独立リーグはファウルしてくれますけど…」

 ソフトバンク2軍は17日、宮崎市の生目の杜第二球場で行われた秋季教育リーグ「第20回宮崎フェニックス・リーグ」の日本ハム戦(特別ルールで7回制)に2-15で大敗した。先発の前田純投手は3回に3点を失うと、5回には3連続四球でピンチを招き、さらに4失点。2番手の佐藤宏樹投手も相手打線を止められなかった。反撃も2点止まり。6回に増田珠内野手が適時二塁打、渡邉陸捕手が適時三塁打を放った。試合後の小久保裕紀2軍監督のコメント全文は以下の通り。

――ちょっと投手陣が全体的に良くなかった。
「そうね、2アウトランナー無しからのフォアボールだったんで、もったいないというか。でも、球数的にどうなんですかね。3軍で投げている球数を知らないんですけど、ちょっと気温も暑くて、バテたような感じには見えたんですよね」

――いつもは5イニングくらい投げている。
「そのぐらいまで投げていたと思うんですけど、なんかちょっとバテたかなと思いながら見てましたね」

――その流れで佐藤宏投手に代わって流れが止められなかった。
「変化球がボール、ボールになって真っ直ぐは、日本ハムは1軍を経験しているバッターが多いんで、3軍や独立リーグはファウルしてくれますけど、してくれませんよね。真っ直ぐの力はあっても、変化球でもストライク取れないと厳しいですよね」

――これだけ打たれてしまった。
「でもね、この間のハムとの練習試合とかシート打撃が良かったんで。(今までは)ストライクが入らない印象だったんですけど、それが入るようになってはきてるんで。今日みたいにゲーム形式になって2ボールになったときのストレートっていうのは、なかなかファウルにしてくれないです」

――打線もなかなか1本が出なかった。
「彼(日本ハム先発の金村)も4月、9月ぐらいは1軍で投げていたピッチャーで、やっぱり3周目でちょっと球威が落ちたときぐらいしか捕まえられないですよね。それが現状です」

――今日は吉田(賢吾)くんが監督をしていた。
「監督は解除しました、途中で。采配ゼロになっちゃって、もったいないんで、代打でどこか行こうかって。何もすることないんで、今日は」

――もう一度、どこかでやる。
「コーチが決めているんで、今日の状況からしたらあるかも知れないですね。でも、試合にも出さないといけないんでね」

――相手は野村選手や郡司選手、主力がいた。
「1軍の試合はほとんど見てないんですけど、藤本監督も言っていたように若くて力のある選手が出てきているっていう印象なんで。清宮がサードを守っていて、野村もレフトを守っていましたけど、いいバッターやなと思いながらずっと見ていましたけどね」

――去年も選手が監督をやっていた。新たな発見は?
「ゲーム内容によるんでね。去年はリチャードは意外に決断力あるなと思ったら、今年みたいな1-0とかの試合だったら、全然できなかったんで。それはしょうがないですね。大体、3つ、4つぐらい先は考えているので」

――継続している理由は。
「試合に出ない日もあるんで、大体、満遍なく使うからですね。見てるだけじゃもったいないんで、その辺は有効利用して、内野も自分たちで決めるような感じでやってますけどね」

――桑原選手には当たりが出てない。
「小力はあるんでね。野手1本になって、まだ3か月くらいしか経ってないんでね。それでも3軍では2桁くらいホームランを打ってきているんで、パンチ力はあるし、あと足も速いし、球団からは外野の適性、内野の適性を見てくれって言われてきたんですけど、とりあえずもう1回両方やらせようかってことで、今日(福岡に)帰らせますけど、3軍で韓国に行くんですけど、どっちって決めずにっていうのでやらせようかな、と。この期間だけでは結論が出なかったので」

――野手の入れ替わりもある。
「(野村)勇と生海が来るんだったかな。その分だけ入れ替えます」

――この秋の若い選手のテーマは。
「球団側がずっと分析しているんで、それに沿って個別のメニューでやる方向になっているから、僕もまだそのミーティングには入っていないんですけど、個別で対応していくっていうのは、普段の秋のキャンプとは違う形に多分なります」

――昨日で1軍が残念な結果で終わった。2軍監督としての1軍の戦いをどう見ていましたか。
「1軍の戦いは、夏以降、5月ぐらいから結構(試合時間が)被っていたんで、試合は見られてないんですよ。僕らもナイターなんで。だから、ほとんど通しでは見てないです。こちらはもうバックアップで行かせる選手、状態のいい選手の見極めしかやってないんで、それは別に1年通してやる仕事でした」

――昨日は生海くんが代打で出た。
「生海は全然状態良くなかったんで。この秋の取り組みでノーステップをやっていたら、急遽上がることになったので、元に戻した一本足でいった方がいいんちゃうかって言ったけど、なんかノーステップの方がしっくり来ているのでこのまま行かせてくださいって言って行きました。また今日か明日かに入ってきますんで」

――井上選手も初出場したり、若い力が必要になってくる。
「井上は最後までいたんでね。ああいう本当のプロの痺れるところを経験できたと思うんで、ちょっと勘違いが入る子なので、そこはよく見ておかないと」

――昨日の試合はどう見ていた。
「もう勝ったと思って寝ようと思ったんで。まあでも、なんかすごい試合でしたね。僕も結構な試合をやってきましたけど、あまり記憶にないぐらいの試合だったですね」

――1軍監督就任の噂が出ています。
「まだ正式なものは何もないんで。なんか今日メディアでは全部出てましたけど、現時点で答えられる話はないです。何もないんで」

――ここ3年間、1軍は優勝から遠ざかっている。
「1軍監督じゃないんで聞かれても困りますね。それは今聞かれても……。悔しい思いをしているんでやるしかないでしょうけど、具体的な策を考える段階ではないと思います」

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)