志願した強行出場、ファイナルSに出られなくても…周東佑京の覚悟「負けたら次はない」

  • 記者:福谷佑介
    2023.10.17
  • 1軍
ロッテ戦に出場したソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】
ロッテ戦に出場したソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

「ファイナルステージに自分が行けなくなってでも、この試合は勝ちたい、と」

■ロッテ 4ー3 ソフトバンク(16日・ZOZOマリン)

 天国から地獄へと突き落とされた。16日に行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第3戦。ソフトバンクは両チーム無得点で迎えた延長10回に一気に3点を奪ってリードしたものの、その裏にまさかの4失点。悪夢のサヨナラ負けで敗退が決まり、2023年のシーズンが幕を下ろした。

 勝利を手中に収めかけた。両チームがスコアボードにゼロを並べ続け、試合はついに延長戦へ。迎えた延長10回、均衡を破ったのは、左太もも裏肉離れの怪我を抱えながら、この試合に強行出場した周東佑京内野手だった。

 1死から代打の柳町達外野手が右中間を破る二塁打を放って出塁。1死二塁でベンチは甲斐拓也捕手に代えて、代打にルーキーの生海外野手を起用した。最後は三振に倒れたものの、ロッテ澤村のボールに懸命に食らいつこうとする後輩の姿に、ネクストバッターズサークルで見ていた周東の心に火がついた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)