柳田悠岐ですら劣勢に「難しい」 代弁したベンチの空気…反撃の一発にも笑顔なき理由

  • 記者:竹村岳
    2023.10.15
  • 1軍
ロッテ戦で本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周するソフトバンク・柳田悠岐(右)【写真:荒川祐史】
ロッテ戦で本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周するソフトバンク・柳田悠岐(右)【写真:荒川祐史】

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 意地を込めた一発だった。ソフトバンクは14日、ロッテとの「パーソル・クライマックスシリーズ・パ」ファーストステージ第1戦(ZOZOマリン)に2-8で敗れた。一矢報いたのが、柳田悠岐外野手の2ラン。2点差に迫り、反撃ムードを高めた一発となった。チームを引っ張るキャプテン。試合後に「難しい……」と語った部分とは。柳田の目に、試合の流れはどう見えていたのか。

 相手先発は佐々木朗希投手。9月17日以来の登板となった右腕に、3回を完全に抑えられる。初回2死、柳田も空振り三振に倒れ、立ち上がりからの内容に「素晴らしい。素晴らしい投手だと改めて感じた」と脱帽するしかなかった。ホークス先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手も、初回から2被弾など、2回1/3を投げて4失点。ロッテがペースを握ったまま、試合は後半戦に突入した。

 迎えた6回1死一塁、柳田が打席に立つ。左腕・坂本の142キロを捉え、打った瞬間に確信する特大2ランだ。反撃の狼煙を上げ、笑顔も見せながらダイヤモンドを1周。「打ったのはカットボール。いいスイングで完璧に捉えることができました。まずは2点を返すことができてよかったです」と、球団を通じてコメントした。

(竹村岳 / Gaku Takemura)