感情は自宅に持ち帰らない…柳町達を支えた家族の存在 打撃面で感じる確かな手応え

  • 記者:竹村岳
    2023.10.13
  • 1軍
ソフトバンク・柳町達【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・柳町達【写真:荒川祐史】

14日からクライマックスシリーズが開幕…家族のためにも「いい報告が」

 試行錯誤の中でも、支えは家族の存在だった。9日のオリックス戦(京セラドーム)でレギュラーシーズンの全日程が終了したソフトバンクは、14日からクライマックスシリーズを戦う。大卒4年目のシーズン、柳町達外野手は116試合に出場し、打率.257、0本塁打、34打点。家族という確かなモチベーションを得て戦ったレギュラーシーズンを振り返った。

 2022年は107試合に出場して89安打を放った。近藤健介外野手の加入があったものの、さらなる飛躍を期待された2023年。しかし、オープン戦では打率.185と振るわず、開幕1軍を掴むも、わずか1日で登録抹消。それでも「もう終わったことですから」と前だけを向き、4月23日に1軍再昇格後は、限られた出場機会の中でも結果を残し続けた。柳町自身も「離脱なくできたことが一番よかった」とうなずく。

 終わってみれば、昨年の107試合よりも9試合、出場を増やした。打率こそ下がったものの、打点は昨季の32打点から微増。本塁打は2年連続で0本だったが、二塁打も14本から18本に増やした。一方で、課題が残ったのはサウスポーへのアプローチ。対右投手打率が.273なのに対し、左投手に対しては打率.190。相手先発によって、スタメンを外れることも珍しくなかった。

ソフトバンク・柳町達【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・柳町達【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)