和田毅の血走った表情が「衝撃すぎた」 降板後ににじんだ“覇気”…KOで閉ざした言葉「何もない」

  • 記者:竹村岳
    2023.10.13
  • 1軍
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

「あの試合に関してはすごく気を使いました。相当な覚悟で投げていた」

 9日のオリックス戦(京セラドーム)で、ホークスのレギュラーシーズン全日程が終了した。1年間を駆け抜けたのは選手はもちろん、裏方の人たちにとっても同じ。柳瀬明宏打撃投手兼広報に聞いた。「今シーズンの中で一番、降板コメントを取りづらかった試合はいつですか?」。柳瀬広報はファンの中でも印象に残っている試合を挙げた。グラブを投げつけ、感情を爆発させたあの試合だ。

 先発投手は降板後、球団広報を通じてコメントが出される。主にテレビ中継での使用が目的だが、広報は抑えた時はもちろん、ノックアウトされた時にもコメントをもらいに行かなければならない。「リアルな声を届けたいので」と柳瀬広報も背筋を伸ばし、投手のもとに毎試合のように足を運ぶが、気遣いもタイミングも試される仕事だ。

「もちろん、6回とか7回無失点に抑えた時ならどのタイミングでも聞けますし、しゃべってもくれる。1つはやっぱり聞きに行くタイミングですね。ベンチに戻ってきて、裏までそのままついていくわけにもいかないので。ロッカーに行ったりケアもしながら、ちょっと整理もすると思いますし。あとは人によってアプローチも変えますね。僕が行ったら話をしてくれる選手もいますし、隣に行っても何も話してくれない人もいるので」

(竹村岳 / Gaku Takemura)