登板日に6本塁打…古巣時代からの“絆” 近藤健介だから知る有原航平の“熱い一面”

  • 記者:竹村岳
    2023.09.29
  • 1軍
ヒーローインタビューで笑顔を見せるソフトバンク・有原航平(左)と近藤健介【写真:荒川祐史】
ヒーローインタビューで笑顔を見せるソフトバンク・有原航平(左)と近藤健介【写真:荒川祐史】

8回116球を投げて無失点、2登板連続で近藤健介とヒーローインタビュー

 長い“付き合い”だからこそ、燃ゆる思いも知っている。ソフトバンクは29日、西武戦(PayPayドーム)に1-0で勝利した。先発した有原航平投手が8回2安打無失点の好投で10勝目。137試合目でようやく、チームから2桁勝利投手が生まれた。有原とお立ち台に上がったのは、日本ハム時代のチームメートでもある近藤健介外野手。近藤だから知る有原の熱い一面を明かした。

 立ち上がりから安定感抜群だった。4回を終えて無安打。5回無死ではマキノンに左翼線二塁打を許したが、ここから踏ん張った。「ランナーを進めずというか、1人1人に向かっていく気持ちでした。結果、三振ではなかったですけど、全員三振くらいの気持ちで行ったのが結果につながりました」。鈴木、岸、古賀と打ち取り先制点を許さない。8回116球を投げ切り、貴重な1勝をもたらした。

 前回登板は21日のロッテ戦(PayPayドーム)。7回2死一、三塁で荻野を空振り三振に斬ると、腹の底から雄叫びをあげた。そしてもう1度、右拳を振り下ろしながら吠えた。普段はクールな右腕が見せた、熱い感情。「ピンチでしたし、絶対に三振を取りたいと思っていた。自然と出たというか、そういう気持ちが入る場面だった。苦しい場面を切り抜けられたので」と本人は振り返っていた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)