グラブ投げつけ爆発させた感情「反省することはない」 和田毅を奮い立たせた不甲斐なさ

  • 記者:福谷佑介
    2023.09.25
  • 1軍
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

「悔しさがなければ、この世界で投げていくことはできない」

 ソフトバンクは25日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に10-1で大勝し、7月11日以来となる単独2位に浮上した。先発の和田毅投手は4回、5回と度重なるピンチを気迫の投球で1失点で切り抜けて5回を5安打8奪三振1失点。味方の援護もあって、8月10日の楽天戦以来の白星となる7勝目をマークした。

 42歳の大ベテランが初回からフルスロットルで飛ばした。初回を簡単に3者凡退に抑えると、2回はポランコ、井上、佐藤都を3者連続空振り三振に仕留める驚異の立ち上がり。3回2死から和田にこの日最初の安打を許したものの、3回までわずか1安打、5つの三振を奪ってロッテ打線を圧倒した。

 暗雲が垂れ込めたのは4回だ。先頭の石川慎に左前安打を許すと、ブロッソーには左翼線への二塁打を浴びて無死二、三塁のピンチを背負った。ポランコの一ゴロの間に同点にこそ追いつかれたが、後続を打ち取って最少失点で止めた。5回にも先頭の中村奨、続く茶谷に連打を許して無死一、二塁とされたが、ここも後続を切って無失点。最後の石川慎を三ゴロに仕留めると、グラブを2度叩いて、気持ちを全面に押し出した。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)