「言葉に気をつけていた」2年で感じた阪神の“宿命” 他球団にない独特な空気

  • 記者:竹村岳
    2023.09.18
  • 1軍
ソフトバンクの中田賢一4軍投手コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンクの中田賢一4軍投手コーチ【写真:竹村岳】

ソフトバンク・中田賢一4軍投手コーチが思い出す阪神時代

 圧倒的な強さを見せた古巣の悲願は、他人事では片付けられない。ソフトバンクの中田賢一4軍投手コーチは2021年までの2年間、阪神に在籍。18年ぶりのセ・リーグ優勝に「一緒にやったメンバーがたくさんいるので」と喜ぶ。同時に、様々な意味で“特別”だった関西での日々を懐かしんだ。

 中田コーチは2004年のドラフト2位で北九州市立大学から中日に入団した。2013年オフに国内FA権を行使してソフトバンクに移籍し、2019年オフに無償トレードで阪神へ。17年間の現役生活で、通算100勝を挙げた。タテジマのユニホームに袖を通していたのはわずか2年間だったが「(優勝した選手たちは)基本的に一緒にやったメンバーしかいないので。実際に頑張っている姿を見るとうれしいです」と笑う。

 3球団を経験した上で、阪神にしかない“色”をこう話す。「やっぱりメディアの注目度。ホークスもすごいですけど、またちょっと違う空気というか、伝統がある。記者の方も多いですし、ちょっとした発言が記事になるイメージがあったので。めちゃくちゃ言葉には気をつけて話をしていました」。短い期間でも、中田コーチなりに感じたのが人気球団ならではの“宿命”だった。

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(竹村岳 / Gaku Takemura)