中村晃が募らせる危機感 常勝時代を知るからこその課題「戦えるチームにならない」

  • 著者:鷹フル編集部
    2023.09.08
  • 1軍
ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】

「諦めが見えたりすると、どんどん弱くなる」

 執念を感じさせる一打だった。7日にPayPayドームで行われたロッテ戦。2位を争う大事な3連戦勝ち越しを決定づけたのは、中村晃外野手のバットだった。前日は胃腸炎の影響で欠場したものの、わずか1日で戦列に復帰。その試合で価値ある適時三塁打を放ち「勝ってよかったです」と安堵の笑みを浮かべた。

 前日6日の試合前練習に中村晃の姿はなかった。その日の明け方、寒気と関節痛で目が覚めた。体調不良のために自宅で静養。NPBの「特例2023」の対象選手として出場選手登録を抹消された。「情けないですね。休んでしまったことが情けない。体調管理ができなかったということなんで」。大事な終盤戦。1試合とはいえ、欠場してしまった自分を悔いた。

 幸いにも体調は1日で回復した。「動いてどうかな、という感じだったので、動いて大丈夫そうだったのでそのまま行かせてもらった」。まだ体の重さは残っており、決して万全とはいえなかったものの、戦列復帰となった。3打席続けて凡退したが、2点リードの7回2死一、二塁で中堅の頭上を破る2点適時三塁打を放った。

(鷹フル編集部)