快挙達成の石川柊太が陥るスパイラル… 斉藤和巳コーチが訴える“割り切り”のススメ

  • 記者:竹村岳
    2023.08.22
  • 1軍
18日の西武戦でノーヒットノーランを達成したソフトバンク・石川柊太(中央)【写真:荒川祐史】
18日の西武戦でノーヒットノーランを達成したソフトバンク・石川柊太(中央)【写真:荒川祐史】

18日に石川柊太がノーヒットノーラン…「まさかやね。まさかの“さか”」

 指導者となって、初めて自軍の投手が偉業を達成した。ソフトバンクの石川柊太投手が18日の西武戦(PayPayドーム)で自身初のノーヒットノーランを達成した。9回を投げて127球、4四死球を与えながらも8奪三振。白星自体も3か月ぶりだった中で、斉藤和巳投手コーチの視点から、石川の“ノーノー”を語ってもらった。「全部が全部、反省じゃない」と話した理由とは?

 初回から四球で走者を許したものの、テンポの良い投球で西武打線を抑えていった。偉業に対する第一声は「まさかやね。まさかの“さか”」と嬉しそうに話す。指導者となって初めて立ち会った快挙に対しては「初めて感はなかったけど」というが、継投の判断が投手コーチの大きな役割の1つ。「今年初めて、仕事がなかった。何にもすることがなかった」と投球を頼もしく見守ることができた。

 この日の石川の技術面で優れていた部分には「適度に荒れていたことじゃないですかね。相手打者も早打ちをして打ち損じもあったし。バックも守ってくれた」と分析する。無失策の守備陣も石川を助けてくれた。打線も10安打8得点で「相手にダメージを与えるような得点をしてくれた」と野手への感謝も忘れなかった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)