近藤健介は柳田悠岐を超える? 逆方向弾が激増…進化を示す打球速度の秘密

  • 記者:福谷佑介
    2023.08.16
  • 1軍
ソフトバンク・近藤健介【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・近藤健介【写真:荒川祐史】

前半戦は練習時と試合時の打球速度に大きな差はなかったが…

 低迷するチームの中で奮闘ぶりが光っている。ソフトバンクの近藤健介外野手がバットで牽引している。8月に入って37打数15安打、4本塁打、15打点。打率を3割台に乗せて、8月15日現在で.304はパ・リーグ3位。67打点はパ・リーグ断トツで、18本塁打はリーグ2位タイと、その実力をいかんなく発揮している。

 シーズンが進むにつれて打撃の状態は右肩上がりだ。シーズン開幕してからしばらくは打率2割台半ば。5月半ばには今季ワーストの打率.232まで打率が落ち込むなど、本来の姿とはほど遠かった。それが6月は月間打率.342、7月も同.343をマーク。8月に入ると、いよいよ本格化の兆しを見せ、10試合で4本塁打と量産態勢に入った。

 これまでのバッティングと大きな違いを見せているのが、逆方向への長打が激増している点だ。7月26日のオリックス戦で放った今季13号本塁打からの6本塁打で逆方向の左翼へ運んだのが実に4本を数える。左中間に運ぶ力強い打球も多くなっており、近藤自身は「やってきたことが出来てきているのかなと」と現在の状態を受け止めている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)