鷹が連敗「12」でストップ　山本由伸を攻略で久々笑顔…有原航平が3年ぶり完封勝利

打線は3回1死三塁から牧原大成の内野ゴロの間に先制点

■ソフトバンク 5ー0 オリックス（25日・京セラドーム）

　ソフトバンクが25日のオリックス戦（京セラドーム）に5-0で勝利して、連敗を12で止めた。先発した有原航平投手が9回115球を投げ6安打11奪三振無失点で、山本由伸投手との投げ合いを制した。日本ハム時代の2020年10月10日以来、3年ぶりの完封勝利をマーク。ナインの顔には、久々に笑顔が見えた。

　初回無死、中川圭太内野手の打球を三塁手の栗原陵矢外野手が失策する。1死一塁となり、紅林弘太郎内野手を遊ゴロ併殺として切り抜けた。2、3回も走者を許すが、ともに併殺打を奪う打たせて取るピッチングで試合を作った。6回2死一、二塁で紅林を迎えたが、最後はフォークで空振り三振を奪った。

　打線は3回、先頭の柳町達外野手の打球は三遊間へ。これを紅林が処理するが、一塁に悪送球となり無死二塁となる（記録は安打と失策）。甲斐拓也捕手の犠打で1死三塁として、牧原大成内野手の二ゴロの間に三走が生還。8回2死一、二塁からは柳田悠岐外野手が三塁線を破る2点二塁打で追加点を挙げた。

（鷹フル編集部）