鷹が9連敗…球団初の3カード連続3タテ 8戦連続2得点以下、泥沼のまま前半戦終了

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:竹村岳】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:竹村岳】

先発のスチュワートは7回3失点も…山下から得点奪えず、8試合連続2得点以下

■オリックス 3ー0 ソフトバンク(17日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは17日のオリックス戦(PayPayドーム)に0-3で敗れ、9連敗を喫した。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は7回3失点の力投を見せるも、6回1死一、二塁でレアンドロ・セデーニョ内野手に右越えの5号3ランを浴び、これが決勝点となった。

 相手先発はここまで7勝を挙げ、選手間投票で球宴にも選出された山下舜平大投手。2回無死から中村晃外野手が右前打で出塁するも、後続が倒れた。3回から6回までは無安打。7回1死に再び中村晃が左前打を放ったが、結果的に山下が7回無失点の好投。鷹打線が3得点以上を記録したのは7月7日の楽天戦(楽天生命パーク)が最後で、これで8戦連続2得点以下となった。

 連敗における球団の最長記録は、南海時代に記録した「15」。9連敗はダイエー時代の1996年以来となった。また7日からの楽天戦、10日からの西武戦(京セラ、北九州、PayPayドーム)でも3連敗で、これで3カード連続の“3タテ”。これは球団初という屈辱の9敗となってしまった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)