野村勇に代走・周東は「勝負をかけました」 柳田の決勝打を呼んだ藤本監督の執念

  • 記者:竹村岳
    2023.07.06
  • 1軍
3塁打を放ちガッツポーズをするソフトバンク・柳田悠岐【写真:竹村岳】
3塁打を放ちガッツポーズをするソフトバンク・柳田悠岐【写真:竹村岳】

3打点の柳田悠岐がヒーロー…周東佑京の二盗に「外野が前に来てくれた」

 ベンチの勝負手が導いた決勝打だった。ソフトバンクは6日の日本ハム戦(PayPayドーム)で4-3で勝利した。3回の13号2ランに、8回にも勝ち越し打を放った柳田悠岐外野手がヒーローインタビューに選ばれた。「絶対ここで決める、試合を終わらせるという気持ちで行きました。明日移動ゲームで朝早いので」というのも、キャプテンらしかった。

 3回2死二塁で右中間に先制の13号2ラン。柵越えを確信する一発で流れを掴むと、リリーフ陣が同点に追いつかれた直後の8回だった。先頭の野村勇内野手がレフトへのヒットで出塁。すかさずベンチは、代走に周東佑京内野手を送った。近藤健介外野手が空振り三振に倒れたが、柳田への2球目に周東が二盗。柳田が右中間を破る一撃で試合を決めてみせた。

 柳田の打球は、前進守備だった外野の頭を越えていった。一塁から二塁に行ってくれたことには柳田も「外野が前に来てくれたので、もちろん大きかったと思います。前だったので、当てたら越えると思いました」と感謝する。またしても周東の足が勝利につながった場面だった。7月はスタメン起用のないものの、ベンチスタートでもチームを勝たせる役割を果たしている。

(竹村岳 / Gaku Takemura)