1軍昇格の椎野新が“生まれ変わった出来事” 奮起を誓った2歳の息子の真っ直ぐな願い

  • 記者:竹村岳
    2023.07.05
  • 1軍
ソフトバンク・椎野新【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・椎野新【写真:藤浦一都】

2軍では24試合に登板して防御率1.38…藤本監督はリリーフとして期待

 待望の1軍昇格となった。ソフトバンクの椎野新投手が5日、出場選手登録された。ウエスタン・リーグで24試合に登板して2勝1敗3セーブ、防御率1.38。今季初の1軍昇格に「自分の球を投げられれば、それだけでいいかなと思います」と冷静に話した。藤本博史監督は「中継ぎのところが大変なので10人体制にしておけば」と説明。リリーフの一角として、ブルペンを支えることになる。

 椎野は昨オフから先発転向を目指して調整を進めてきた。オープン戦では7試合に登板して防御率2.84。開幕前の最後の“ふるい落とし”で生き残ることはできず、ファームでは中継ぎで調整してきた。その中で椎野は「(1軍に)呼ばれるためにやってきたわけではない」という。そこには椎野なりに過ごしてきた、開幕してからの3か月の取り組みがあった。

「自分の投げたい球を投げるためにやってきた。結果は大事ですけど、結果は求めずに、自分が持っているものを出したい。それだけです」

(竹村岳 / Gaku Takemura)