東浜巨から「支配下まだ?」 重田倫明の“片思い”…入院中も支えになった“師匠”の人柄

ソフトバンク・重田倫明【写真:竹村岳】
ソフトバンク・重田倫明【写真:竹村岳】

26日に打撃投手登板…「こうやって投げられるのは幸せだなって」

 師匠たちに元気な姿を見せることができて、ひとまずは安心した。ソフトバンクの重田倫明投手は5月26日にタマスタ筑後で打撃投手として登板した。イヒネ・イツア内野手に対して、変化球も交えながら腕を振った。「1か月くらい実戦から離れていた。投げている感じは悪くなかったです」。久々にマウンドに立てたことに価値があった。

 悩まされたのは右手中指の「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」という細菌感染症だった。入院生活を余儀なくされて、39度以上の熱が4日間続いた。泉圭輔投手や生海外野手らと同じ症状を経験し「アップする時からタマスタにいたので、こうやって投げられるのは幸せだなって」。打撃練習ではあったが、試合さながらの緊張感を持って、全力で野球ができる喜びを噛み締めた。

 支えとなったのが、東浜巨投手の存在だ。昨オフに自主トレをともにし「師匠です」と表現する。感染症の状態についても日々、報告し「すごく心配してくれて」と内容を語る。ローテを守りながら1軍の緊張感の中で戦っている先輩に「ピリピリした中でやっているので、気を遣いながら。巨さんが投げた日や、次の日に連絡したりしていました」と後輩なりに距離感を測ってコミュニケーションを取っている。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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