“先発=100球メド”への違和感 斉藤和巳コーチが藤本監督に掛け合った提言

  • 記者:福谷佑介
    2023.05.25
  • 1軍
ソフトバンク・斉藤和巳コーチ【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・斉藤和巳コーチ【写真:藤浦一都】

「『100球ってなに?』って思うけどね」

 ソフトバンクの投手陣に、変化が見て取れる。5月9日の日本ハム戦(熊本)で完封勝利を挙げた大関友久投手は、16日の楽天戦(盛岡)でも負け投手にはなったものの、8回完投。19日の西武戦では石川柊太投手、20日の同戦では東浜巨投手が8回途中までマウンドに上がるなど、先発投手が120球前後の球数を投げるようになっている。

 藤本博史監督は「石川、東浜、大関の3人は110球から120球っていうのを考えています。藤井はまだ今年から先発しているんで100球ぐらい、和田もそれぐらいという形で考えていますけど」と明かしている。ローテの柱を担うべき投手は120球前後をメドに投げさせたい考えを打ち出していた。

 3月31日にシーズンが開幕してから、先発投手は100球前後でマウンドを降りることが多かった。4月で球数が110球を超えたのは、4月4日のオリックス戦で(京セラドーム大阪)の石川だけ。100球を超えたのも5試合しかなかった。そうなれば、当然、負担がかかってくるのは中継ぎ陣。松本裕樹投手が31試合を終えるまでに16試合に登板し、コンディションを落として一時、登録抹消になった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)