入団時から川瀬晃に「お前はできる」 今も大切にする“慶三さん”からの数々の教え

  • 記者:竹村岳
    2023.05.18
  • 1軍
ソフトバンク・川瀬晃【写真:竹村岳】
ソフトバンク・川瀬晃【写真:竹村岳】

今も忘れない周東佑京との“涙”…自分を育ててくれた大先輩の存在

 越えていくべきものは、憧れた背中だ。ソフトバンクの川瀬晃内野手が17日に山形で行われた楽天戦に「8番・二塁」で先発出場し、3安打2打点と勝利に貢献した。2回1死二、三塁では先制の右前適時打を放ち、球団を通じて「つないで作った先制のチャンスを生かすことができて良かったです」とコメントした。

 16日に盛岡で行われた楽天戦では0-3と敗れただけに、先制点の意味も大きかった。相手先発の荘司から2回、栗原陵矢外野手の左前打と柳町達外野手の四球などで作ったチャンス。川瀬が初球のストレートを振り切る。打球は右前に抜け、チームに勢いをもたらした。8回1死一、三塁でもスクイズを決め、2打点で起用に応えてみせた。

 2021年の契約更改の場で川瀬はこう言った。「僕が尊敬していた1人の、川島慶三さんが退団することになりました。元気を出して、慶三さんみたいな位置に立てるように」。同年オフで川島慶三(現楽天2軍打撃コーチ)がホークスを退団した。川瀬にとっても驚きを隠せないようなニュースで、2022年はホークスと楽天、敵同士で優勝を目指し合った。

(竹村岳 / Gaku Takemura)