人生変えた和田毅からの一言…快投続ける田浦文丸の覚醒に繋がった自主トレでの“1球”

  • 記者:竹村岳
    2023.05.14
  • 1軍
ソフトバンク・田浦文丸【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・田浦文丸【写真:荒川祐史】

首脳陣からの信頼うなぎのぼり…藤本博史監督「斉藤和巳投手コーチも絶賛している」

 見違えたような姿だが、本人にとっては「戻ってきた」感覚だ。田浦文丸投手はここまで12試合に登板して防御率0.00の投球を見せている。「並進(運動)だったり、バランスを良くしたりして。(改善したところは)結構いっぱいあります」とフォーム改善が結果につながっており、藤本博史監督が「斉藤和巳投手コーチも絶賛している」と語るように、首脳陣の信頼を積み重ねている。

 好成績の要因を「ボールのスピードと、スライダーのコントロールが少しずつ安定してきたことです」と語る。自身の最速は148キロで、今季は146キロを計測。プロ入り後は腰の痛みに苦しむなど、リハビリ組を何度も経験したことで球速が落ちていたが、昨オフの自主トレで和田毅投手に“弟子入り”したことが転機となった。

 同じく和田のもとで自主トレをした板東湧梧投手は、食事による“トレーニング”に「聞いていたけど想像以上でした」と音を上げてしまうほど。一方で田浦は「僕は大丈夫でした」と胸を張る。むしろ“大食漢”であることは自覚しており「5勤で4キロくらい太ったんです。『さすがにちょっとやばいです』と伝えて、落としてもらいました」と苦笑いで振り返る。

(竹村岳 / Gaku Takemura)