鷹・藤本監督、4連敗に取材対応せず…「今日はなし」 3度目零封負けで首位陥落

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:矢口亨】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:矢口亨】

藤井は5回途中3失点で降板、4試合連続で先発が5回途中降板に

■ロッテ 6ー0 ソフトバンク(22日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクは22日、敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に0-6で敗れた。これで4連敗となり、開幕から守ってきた首位の座から陥落。試合後、藤本博史監督は今季初めて報道陣に対応せず「今日はなし」とだけ言い残して球場を後にした。

 先発の藤井が3回までパーフェクト、4回まで1安打と好投していたものの、5回に突如崩れた。先頭の安田の内野安打と連続四球で満塁とされると、平沢の適時打と友杉に押し出し四球を与えたところで降板。さらに栗原の失策でもう1点失い、右腕は4回2/3を3失点(自責2)。実に4試合連続で先発が5回途中降板となった。

 打線もロッテ先発の西野の前にゼロ行進が続き、散発5安打で無得点に終わった。1番に前日に続いて中村晃を置き、2番には好調の増田を起用。開幕から続けていた2番からの近藤、柳田、栗原の並びを1つずつ下げる打順に組み替えたが実らず、今季3度目の零封負けとなった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)