開幕6番手が高橋礼に決まった真相 コーチが語る板東湧梧との“一騎打ち”での評価

  • 記者:竹村岳
    2023.04.03
  • 1軍
ソフトバンク・高橋礼【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・高橋礼【写真:藤浦一都】

高橋礼は昨季キャリアワーストの4試合登板…今季に首脳陣は「目の色違う」

 混沌としていたソフトバンクの開幕ローテーションが固まった。最後まで競争が続いていた6番目を射止めたのは高橋礼投手。最終的には板東湧梧投手との“一騎打ち”の末に最後の椅子を勝ち取った。オフには米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレを行うなど、徹底的にフォームの改良を突き詰めてきた。オープン戦では1試合の登板に終わったが、ファームでの登板内容も含めて高く評価された形だ。

 争っていた板東は3月15日の巨人とのオープン戦(PayPayドーム)で3回を無失点に抑えた。22日のウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)でも7回1安打無失点とアピールに成功し、2人の“一騎打ち”は開幕前の最終登板にまでもつれた。まずは高橋礼が28日のウエスタン・リーグの広島戦(タマスタ筑後)で4回無失点。30日の同戦で板東は5回2失点だった。

 高い領域での競争は首脳陣を悩ませた。決断は広島戦の結果次第かと思えたが、斎藤学投手コーチは「判断材料ではありましたけど、そんな単純なことではない」という。続けて「キャンプから見て2人にも状態のいい、悪いがずっとあった。その中でどっちを選ぶのか、そこまで見て考えています。キャンプからの過程も全部ひっくるめて、今回は礼にしようとなった」と説明。2月の春季キャンプからの積み重ねがあったことを、しっかりと強調した。

(竹村岳 / Gaku Takemura)