ピッチングは“いい球選手権”じゃない…斉藤和巳コーチが訴える駆け引きの重要性

  • 記者:竹村岳
    2023.03.26
  • 1軍
2月のキャンプ時に松坂大輔氏(左)と話す斉藤和巳投手コーチ【写真:竹村岳】
2月のキャンプ時に松坂大輔氏(左)と話す斉藤和巳投手コーチ【写真:竹村岳】

佐々木朗希に山本由伸…投手のレベルアップの要因は「情報交換」

 近年、球界での投手のレベルアップが目覚ましい。ロッテの佐々木朗希投手やオリックスの山本由伸投手をはじめ、リリーフでも球速160キロに迫る投手が球界にゴロゴロとあふれる時代になりつつある。主に2000年代に現役として戦ってきたソフトバンクの斉藤和巳1軍投手コーチは、現状をどう見ているのか。

「レベルは上がっていなかったらおかしいよ。それは当たり前じゃない? 時代とともに上がっていないとね。昔に比べてもすごい球を投げる投手が多くなっているから、びっくりすることもある」

 当然だという表情で印象を語った。かわすのではなく、自信のある球で打者を圧倒するという考えが今のトレンド。要因の1つに「いろんな情報交換をする時代だから、いいことをそれぞれが取り組んでいるから相乗効果につながっているんじゃないかな」と分析する。各チームにハイレベルな投手がいることが、球界全体の相乗効果となっているという。

(竹村岳 / Gaku Takemura)