いきなりの丸刈りに周囲も驚愕…田上奏大が後悔している2つの理由「やめとけって…」

丸刈りとなったソフトバンク・田上奏大【写真:竹村岳】
丸刈りとなったソフトバンク・田上奏大【写真:竹村岳】

ソフトバンクの3年目右腕・田上奏大投手がいきなり丸坊主に…ファンも注目

 ソフトバンクの田上奏大投手の髪型が、ファンの注目を集めている。3月17日、ウエスタン・リーグの開幕戦となった中日戦(タマスタ筑後)で先発した際、綺麗な丸刈りとなっていた。「ただ単に丸刈りにしたかったっていうのと、したい髪型がなかったんです」と理由を明かした。

 田上は2020年ドラフト5位で大阪・履正社高から入団した3年目右腕。「絶対信じてもらえないんですけど、1回UFOを見たことがあるんですよ! パッと上を見たら一瞬で消えたんです!」と中学時の経験を真剣な表情で訴える。「都市伝説とかめちゃくちゃ好きなんですよね。夢があるじゃないですか」と独創的な一面を持つ若鷹だ。いきなりの丸刈りもうなずける気もするが、どんな理由だったのか。

「自分でやろうと思ったんですけど」と田上は言うが、バリカンに6ミリのアタッチメントを着けて牧原巧にお願いした。“担当”した牧原巧は「初めてやったんですけど、うまくできました。みんなに褒められました」と自画自賛だ。毛量も多かっただけに「最初は(バリカンが)通らなかったです。芝生を刈るみたいに、平らにするだけなので意外と簡単でした」と笑顔で振り返る。

 お願いをされた瞬間についても、牧原巧は具体的に話す。「『丸刈りにする』って言っていたので、本当かなって思って。『じゃあ俺が切ったろか』って言ったら『まじ!? お願い!』って言われて。ガーーって切りました」。お願いされたとはいえ、牧原巧にとってもいきなりの丸刈りは驚きだったようだ。

 高校球児なら見覚えのある髪型だが、プロ野球選手となれば、なかなかいない。もっといえば遅刻など“懺悔”の意味合いが強いイメージだ。当然「悪いことはしていませんよ(笑)」と話すように、あくまで衝動的だった。その上でちょっぴり後悔もしているといい「めっちゃイジられます。あと『社会的にも丸刈りはやめとけ』とも言われます……」と話した。髪とともにもっと成長して、オンリーワンの投手を目指してほしい。

(竹村岳 / Gaku Takemura)