松本裕樹の姿に感じる確かな変化 滲む自信と確信「わざわざ慌てる必要はない」

  • 記者:福谷佑介
    2023.02.08
  • 1軍
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

昨季終盤は勝ちパターンの一角として活躍「ある程度投げられそうだなっていうところがある」

 自信に満ちた表情で淡々と調整を行っている。宮崎春季キャンプの第2クールを迎えたソフトバンクの中で、これまでとは異なる表情に映る選手がいる。2014年のドラフト1位で入団し、今季が9年目となる松本裕樹投手だ。昨季44試合に登板し、勝ちパターンも任された右腕が焦ることなく、シーズンに向かっている。

 第2クールの初日となった7日、松本はブルペンで昨季の登板数と偶然にも同じ44球を投げ込んだ。変化球も交えてボールを投げ「だいぶ体も動いてきて、徐々に良くなってきたかなと思います。だいぶ指にかかって、狙ったところにいく球が増えてきているかなというふうには思います」と語り、順調に調整が進んでいるようだ。

 松本にとってはこれまでとは異なる春季キャンプを迎えている。近年は先発ローテを争う候補としてキャンプでは競争の中にあった。フリー打撃での打撃投手、シート打撃登板、紅白戦、そして対外試合とアピールのために状態を上げていかねばならなかった。ただ、今年は第1クールで行われた投手陣の打撃投手登板に、松本の名前はなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)