津森宥紀は1100万円増の年俸4100万円でサイン 自己最多51登板「いい評価をしてくれた」

契約更改を行ったソフトバンク・津森宥紀【写真:代表撮影】
契約更改を行ったソフトバンク・津森宥紀【写真:代表撮影】

来季は「怪我なく1年間勝ちパターンで投げられるようにしたい」

 ソフトバンクの津森宥紀投手が1日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸3000万円から1100万円アップの年俸4100万円(金額は推定)で契約を更改した。交渉を終え「1年間投げてくれた、と。50試合以上ということで、いい評価をしてくれたかな」と笑顔を浮かべていた。

 2019年のドラフト3位で東北福祉大から入団し、今季が3年目。シーズン序盤は勝ちパターンでも起用され、5月を終えた時点で4勝1敗11ホールド、防御率0.98と活躍した。だが、徐々に調子を落としてシーズン後半はビハインドの展開での登板が多くなった。今季はキャリア最多の51試合に登板し、4勝6敗1セーブ18ホールド、防御率2.91でシーズンを終えた。

 シーズン後半の失速が、やはり反省点。来季に向けては「今年50試合投げたんですけど、後半ダメになったので、怪我なく1年間勝ちパターンで投げられるようにしたい」と意気込み。来年1月は、前半は1人で自主トレに励み、後半は同じサイドスローの又吉克樹投手に“弟子入り”する予定だという。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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