正木智也は100万円増の1300万円でサイン「ストロングポイントを確立できた」

契約更改に臨んだソフトバンク・正木智也【写真:代表撮影】
契約更改に臨んだソフトバンク・正木智也【写真:代表撮影】

ドラフト2位ルーキーはシーズン終盤だけで3本塁打を放つ

 ソフトバンクの正木智也外野手が24日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸1200万円から100万円増の年俸1300万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。ドラフト2位ルーキーは3本塁打を放った今季を「60点くらい」と振り返った。

 正木は慶応高から慶大を経て、2021年のドラフト2位でソフトバンクに入団。4月7日のオリックス戦でプロ初出場初先発を果たすと、8月24日の楽天戦ではプロ入り初本塁打も記録。1年目の今季は35試合に出場して打率.254、3本塁打5打点の成績を残した。

 球団から「コロナで主力がいない中で結果を出してくれたこと、後半戦、チームが苦しい中で左投手を相手に結果を出してくれたことは良かった」と評価されたという正木。「前半戦は通用しなくて、試行錯誤していく中で、後半戦は左投手で主に出させてもらえて、少し結果を出せたのは自信に繋がりましたし、自分のストロングポイントを確立できた」と1年目のシーズンを振り返っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)