鷹・藤本監督「斉藤和巳コーチが寂しそうに」 初日ブルペン入りは13人中5人だけ

ブルペンで杉山一樹に声をかけるソフトバンク・斉藤和巳1軍投手コーチ(右)【写真:福谷佑介】
ブルペンで杉山一樹に声をかけるソフトバンク・斉藤和巳1軍投手コーチ(右)【写真:福谷佑介】

藤本監督明かす「もっと期待していたんじゃないですか」

 ソフトバンクは3日、宮崎市の生目の杜運動公園で16日間に及ぶ秋季キャンプをスタートさせた。この日、選手たちと共に注目を集めたのが新たに就任した斉藤和巳1軍投手コーチ。積極的に首脳陣、選手たちとコミュニケーションを取る姿が見られ「見る聞くっていうところを初日はしました」と振り返った。

 来季のV奪還に向けてのリスタートとなる秋のキャンプ。野手陣は足を攣る選手が出るなど、初日から精力的にバットを振り込んだ一方で、投手陣でブルペンで投球練習を行ったのは13人中、高橋礼投手、大関友久投手、高橋純平投手、杉山一樹投手、中村亮太投手の5人だけ。藤本博史監督は「斉藤和巳が『えー』って言っていたよ。もっと期待していたんじゃないですか。その辺の意欲ですよね。斉藤和巳コーチは寂しそうにしていましたよ」と語っていた。

 指導者としてのキャンプ初日を終えた斉藤コーチ。「いろいろ感じましたけどね。実際、選手とこんなに近くでゆっくり話すこと、コミュニケーションを取ることもなかったですし。ちょっとイメージと違うなっていう選手もいましたし、そういったところ全てがプラスになってるかなっていう感じはします」と振り返っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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