サヨナラ被弾の藤井は「責められないですよ」 藤本監督の試合後の一問一答全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:小池義弘】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:小池義弘】

出場を危ぶまれた柳田が9回に同点弾「痛いと思うけど、キャプテンとして頑張ってくれている」

■西武 3ー1 ソフトバンク(1日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクは1日、敵地ベルーナドームで西武に延長11回サヨナラ負けを喫し、2年ぶりのリーグ優勝はお預けとなった。引き分けでも優勝が決まる試合で、9回に柳田の起死回生の同点弾で追いついたものの、延長11回にセットアッパーの藤井が山川に痛恨のサヨナラ2ランを浴びた。マジック1のまま、優勝争いは今季最終戦となる10月2日のロッテ戦(ZOZO)にもつれ込むことになった。

 試合後の藤本博史監督の一問一答全文は以下の通り。

――藤井投手は責められない。
「責められないですよ。ここまで50何試合か投げてね、ずっと抑えてくれてるわけだからね。しょうがない」

――(西武先発の)松本投手をなかなか打てなかった。
「今日良かったね、松本くんもね。なんとか1点取ろうということで得点圏に進めたけど、なかなかもう1本が出なかったし、コントロールも良かったしね。しょうがないですよ、相手がいることですから」

――千賀投手もしっかりと7回を1点に抑えた。
「よくあのワンアウト満塁を1点で頑張ったし、柳田も9回いいところで打ってくれた。延長になって投げたピッチャー、8回からのピッチャーも、みんな頑張ってくれた。藤井がやられたというより、今まで頑張ってくれているわけだから。こういう試合もありますよね」

――柳田選手は試合に出て気を吐いた。
「だいぶ痛いと思いますよ。痛いと思うけど、キャプテンとして頑張ってくれてるんでね。勝って優勝できるのはうちだけですから、明日勝って優勝します」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)