鷹・大関友久が復帰後初登板で好投 精巣がん手術乗り越え2回を無失点投球

ソフトバンク・大関友久【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・大関友久【写真:藤浦一都】

8月2日に左精巣の摘出手術を受けていた大関

■ソフトバンク 10ー0 ロッテ(25日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの大関友久投手が25日、本拠地PayPayドームのロッテ戦で復帰後初登板を果たした。10点リードの8回にマウンドに上がると、2回2安打無失点投球。久々の1軍マウンドで好投し、スタンドからの大きな拍手を浴びた。

 前日24日に出場選手登録された大関がついに1軍のマウンドに帰ってきた。背番号42がマウンドに上がると、スタンドからは割れんばかりの拍手が巻き起こった。精巣がんの疑いで8月2日に左睾丸の高位精巣摘除術を受けた大関。リハビリを経て、ついに復帰後初登板を果たした。

 10点リードの8回に登板すると、先頭の中村には三遊間を破る左前安打を許したが、続く安田を投ゴロ併殺打に打ち取った。2死とすると、井上は空振り三振。結果的に1イニングを3人で切り抜けた。さらに9回も続投し、無失点で大量リードの試合を締めくくった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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