大関友久の1軍復帰にゴーサイン「心配ないかな」 小久保2軍監督の一問一答全文

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:福谷佑介】

リチャードが城島健司に並ぶ25号「どうせなら名を残しましょう」

 ソフトバンクの2軍は23日、タマスタ筑後でウエスタン・リーグの広島戦を戦い、11-2で大勝した。初回にいきなり高田、リチャード、松田の適時打で4点を奪うと、2回にはリチャードが城島健司(現会長付き特別アドバイザー)の持つウエスタン・リーグ記録に並ぶ25号3ラン。3回までに大量9点を奪って大勝した。投手陣は登板した6投手のうち、笠谷、大関、杉山、高橋純、フェリックスの5人が150キロ超え。ソロ2本で2失点した杉山を除く投手が無失点と好投した。

 試合後の小久保裕紀2軍監督の一問一答全文は以下の通り。

――リチャード選手が25本塁打で城島さんに並びました。
「今日、試合前に記録塗り替えろって言っていて、その日に今日並んだんで。ウエスタンと言えども、どうせなら名を残しましょうよという話はしてます」

――なかなか本人も1軍で結果が出ずに苦しんでいる。
「そうですね。でも2軍でやってくれているこの1か月半ぐらいの取り組みは、本当に凡退の内容がものすごく変わったんで、それはもう自信にしていったらいいと思う。実際、ピッチャーの質はなかなか違いますけど、去年よりも確実に成長してるというふうには思います」

――笠谷投手、大関投手含めて投手陣は良かった。
「今日は椎野以外、全員150キロ超えていて、凄いなと思いながら見ていました。2軍なのに椎野以外、全員150キロを超えるピッチャーってね。なかなか状態も良さそうですし、大関の場合は急がせてはいないですけど、疲労の抜け方もどんどん早くなってきているみたいなので、あんまり心配ないかなっていう感じはしますね」

――藤本監督も名前を出して期待している。
「そうですね、ひょっとしたら動きがあるかもしれないですけど」

――打線は序盤から大量得点。
「マッチが打ったっていうのは大きかったですね。あのあともう1点取れないってのがね。サード、ショートが下がっているわけですから、増田、渡邉陸のところで内野ゴロを打てないっていうのは良くないと反省会でやっていましたけどね」

「初回にビッグイニングになって、なかなかその後ズルズルいきそうなところで、グラシアルがやっぱり内野安打になりましたけど、1軍の主力選手が来て、凡退の2ストライク後に、先っぽに当たってボテボテであの姿で走るっていうのがね、やっぱりジュリだなと思いながら。あんなに走らないですよね普通はね」

「あれがキッカケで3ランが生まれたわけですから。2アウトから、ジャパ(高田)がヒット打って、グラシアルが打った瞬間に適当に走っていたらアウトですからね。あれだけ走っていて(野手が)焦ったからファンブルしたと思うんで。あの3点でもう今日のゲームは決まったから。ということは、グラシアルの走塁っていうのはありましたね」

――明石選手が引退会見を行いました。
「自主トレも(一緒に)やって、電話もかかってきたんで。球団と話してすぐかかってきて『正直大成功やろう』って。『俺が自主トレに連れていった時点では、お前がここまでやれるとは思ってなかった』という話をしましたけどね」

――19年もやれるのは凄い。
「そうですね、あの体の腰のことがありながら、それでも体のケアを怠らず、最後までウォーミングアップを見ていても走る姿は若かったですもんね。だからそういう脚力とかキレとか小技で勝負できるっていうところで最後まで変わらぬ姿でやってくれたなと思います。お疲れ様ですね」

――どういった言葉をかけられました。
「『いや大成功やろ』『思い残すことないだろう』って言いましたけどね。誰もこんな、自分自身でもこんな19年もやれると思ってなかったやろって言ったら『全く思ってなかったです』って言ってたから、大成功や、お疲れさんってことですね」

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)