ソフトバンクが3日ぶりに首位奪還 今宮決勝弾、完封リレーで西武に競り勝つ

ソフトバンク・今宮健太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・今宮健太【写真:藤浦一都】

ロッテ3連戦から続いていた連続イニング無得点は30イニングでストップ

■ソフトバンク 4ー0 西武(2日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは2日、本拠地・PayPayドームで行われた西武との首位攻防戦に4-0で勝ち、3日ぶりに首位に返り咲いた。5回に今宮のソロで先制すると、6回にデスパイネの適時打で追加点。先発の東浜が6回途中まで無失点と好投すると、アクシデントでの降板後もリリーフ陣がリードを守り抜いた。

 前日のロッテ戦で2試合連続完封負けを喫したソフトバンク打線。この日も4回までゼロが並び、連続無得点は30イニングまで伸びた。これを止めたのが今宮のバット。5回先頭で打席に入ると、松本航の真っ直ぐを捉えて左翼スタンドに運ぶ4号先制ソロ。5回には内野安打で出塁した三森が三塁まで進み、デスパイネが三遊間を破る適時打を放った。7回にも2点を加えてリードを広げた。

 先発の東浜は序盤からコントロール良く西武打線を封じこめ、5回まで2安打無失点。6回2死一、二塁でゴロを処理した際のアクシデントで降板となったものの、2番手の松本裕樹投手が満塁の窮地を脱する好リリーフを見せた。7回以降もリリーフ陣が西武に反撃を許さなかった。首位攻防戦の第1ラウンドに勝ち、勝率の差で単独首位に再浮上した。

(鷹フル編集部)