鷹・藤本監督「大変じゃこりゃ」 三森&椎野に続き、柳町も体調不良で抹消

ソフトバンク・柳町達【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳町達【写真:藤浦一都】

ガルビス、尾形、正木が昇格「調子いいから上げてるとか、そんな問題じゃない」

 ソフトバンクは20日、三森大貴内野手、椎野新投手、柳町達外野手の出場選手登録を抹消し、フレディ・ガルビス内野手、正木智也外野手、尾形崇斗投手を登録した。三森と椎野は19日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、柳町はこの日体調不良を訴えた。3人は「特例2022」での抹消となった。

 19日は8月に入って打撃好調だった中村晃外野手も出場選手登録を抹消され、新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。残り40試合を切り、シーズンも佳境に入る段階でのコロナでの離脱者続出に、藤本博史監督は「大変じゃ。こりゃ。どうしようか。こればっかりはしょうがないから。みんな気をつけてやっているのに、そうなるんやから」と険しい表情だった。

 入れ替えも苦渋の決断になった。6月15日に登録抹消となって以来の1軍昇格となるガルビスはウエスタン・リーグでも打率.208と苦戦が続く。「8番・三塁」でスタメン起用されるものの、指揮官は「調子いいから上げてるとか、そんな問題じゃないからね。空いてるところを守れる選手を呼ばないとしょうがないような形になってるから」と悩ましい胸中を明かしていた。

(鷹フル編集部)