「球自体は悪くないけど…」東浜はなぜ崩れた? 藤本監督の試合後の一問一答全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:荒川祐史】

「甲斐が構えているところよりも全部真ん中に来てる」

 ソフトバンクは18日、敵地ベルーナドームで西武に5-8で敗れた。初回に幸先良く先制に成功したものの、その裏、先発の東浜が4安打を集中されて大量5失点。逆転を許すと、ジワジワとリードを広げられて敗れた。首位攻防戦に1勝2敗と負け越し、西武との差は2.5ゲームとされた。

 試合後の藤本博史監督の一問一答は以下の通り。

――初回いい形で先制した。
「ですね。その裏の5点は痛いよね。痛いより重たいよね。あのあたりだね。点取ったあとはしっかり3人で抑えるという野球の流れをもう少し考えてもらいたいですね」

――東浜投手は。
「球自体は悪くないけど、全部真ん中に寄ってくるからね。打たれている映像を見ても、甲斐が構えているところよりも全部真ん中に来てるから。それはバッターからしたら打ちやすいよ」

――四球絡みで。
「オグレディの3ランが痛かったね。1ボール2ストライクからだったよね。もうちょっと厳しいところにいけるんじゃないかな。それが全部、ほとんど真ん中にボールが集まってくる感じだったから。そこは修正していってもらって、まだまだ登板回数はあるんで、やってもらわないと困るんで」

――打線は6回、8回と食らいつく姿勢が見えた。
「なんとかやろうという姿勢は見えましたけどね。牧原(大)なんかも、もう満身創痍なんでね。足も背中も悪いんで。甲斐も脇腹悪いし、代わりに出ているもんがチャンスと思ってやってくれたらいいんやけどね。まだゲーム捨てたわけじゃないんで。タニにしても、ああいうところで結果出せば、どんどんチャンス増えてくるし。今ある程度レギュラーが、柳田も牧原(大)も今宮もほとんどが満身創痍でやってるんで、できるだけ休ませてやりたいってのはあるけど、なかなか代わりの選手がいないんで。その中で出た選手が結果出してくれたらスタメンというも当然あるし、なかなか厳しいよね」

――デスパイネ選手は奮闘。
「足首痛いのに辛抱してやってくれてますよ。昨日も打ってるし、状態的には上り調子かな、と。明日からまた3連戦あるんで、なんとか頑張りましょう」

(鷹フル編集部)