ソフトバンクの連勝は2で止まる 満塁絶好機生かせず、ベテラン和田見殺し

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

4回に無死満塁のチャンスを掴むも、押し出しの1点止まり

■楽天 7ー2 ソフトバンク(7日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは7日、本拠地PayPayドームで楽天と戦い、2-7で敗れて連勝は2で止まった。5回まで好投していた先発の和田毅投手が6回につかまり3失点。打線も終盤まで、4回無死満塁のチャンスで中村晃外野手の押し出し四球で奪った1点だけと援護できなかった。

 千載一遇のチャンスを逃したのが後々響いた。4回、先頭の牧原大が中前安打で出塁。柳田は遊ゴロ失策、デスパイネも四球で続き、無死満塁のチャンスを作った。続く中村晃が押し出し四球を選んで1点を先制。なおも満塁のチャンスが続いたものの、柳町は浅い中飛、川瀬が三振、甲斐が二ゴロに倒れて、1点止まりに終わった。

 先発の和田は5回まで無失点投球を続けていたが、6回につかまった。先頭の西川に右翼フェンス直撃の二塁打を許すと、小深田のバントで一塁への送球が遅れて内野安打に。浅村に四球を与えると、続く島内に左翼への適時二塁打を浴びて試合をひっくり返され、ここで降板となった。

 後を受けた泉が岡島に右前適時打を許して、和田は6回途中3失点。7回には3番手の椎野がダメ押しの3点を奪われた。打線は8回にも1死満塁のチャンスを作ったが、柳町、川瀬が連続三振に倒れて無得点。攻撃陣が絶好機を生かせなかったことで連勝ストップとなった。

(鷹フル編集部)