リチャードに求めるプロとして“あるべき姿”とは? 鷹・藤本監督の一問一答全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

試合前に報道陣に次々と逆質問を浴びせかけた藤本監督

 ソフトバンクは22日、本拠地PayPayドームでロッテ戦を戦う。2連敗で迎える第3戦はベテランの和田毅投手が今季初勝利をかけて先発。ロッテはエンニー・ロメロ投手が先発マウンドに上がる。

 藤本博史監督は試合前に報道陣に対応。この日は記者らに次々に逆質問を浴びせかけたほか、リチャード内野手を例に出してプロ野球選手としてあるべき姿勢などを説いていた。

 藤本監督の一問一答は以下の通り。

「42試合終わって24勝17敗1分。どうですか?」

――十分な成績だと思います。

「いや、もう少し答えてよ。マスコミさんから見て、世代交代できていますか?」

――できているというか、やろうというトライがすごく見えるので、若い選手もチャンスがあるなと。すごくやる気を出しやすい環境を作られているように思います。

「本当ですか。これからもっとどうしたらいいと思いますか?」

――ベテランの見せ場がもう少しあれば、もっといい競争になるんじゃないでしょうか。

「勉強になりますね。いい意見です。ムード的にはどうでしょうか?」

――雰囲気はよく見えます。球場から引き揚げるとき、マリンとかだと近くで見れますけど、負けたときでも、そんなに沈んでる、嫌な空気感というのはない感じがするので、チームの雰囲気がいいのかなというふうには思います。

「いいことですね。気になる選手いますか」

――今は三森選手の状態っていうところはかなり気になっているところはあります。

「三森選手はね、徐々に良くなってきてる。ちょっとヒットが欲しがって当てにいく悪い傾向が出とったけどね。その辺は良くなってきてるかなあというところ。他にはいませんか?」

「浮き沈みを表に出したら、プロの選手じゃない」