鷹・東浜巨、ノーノー達成会見全文 ノーノーを意識した瞬間、甲斐への感謝

試合後の会見に臨んだソフトバンク・東浜巨【写真:球団提供】
試合後の会見に臨んだソフトバンク・東浜巨【写真:球団提供】

沖縄出身初の快挙に「なかなかできることではない思いますし、喜ばしいこと」

■ソフトバンク 2ー0 西武(11日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの東浜巨投手が史上84人目のノーヒットノーランを達成した。11日に本拠地PayPayドームで行われた西武戦。2つの四球こそ与えたものの、最後まで1本のヒットも許さず、快挙を成し遂げた。試合後には会見が行われ、喜びやマウンド上での心境などを語った。

――今の率直な気持ちを。
「まだ興奮しているというか、信じられないという気持ちが1番です」

――沖縄出身者初の快挙。
「なかなかできることではない思いますし、喜ばしいことだなと思います」

――ノーヒットノーランを意識したのは?
「ノーヒットだなって思ったのは7回くらい。あまり意識してなくて、意識してマウンドに上がったのは最終回だけでした」

――チームメートのベンチでの反応は?
「全然でした。逆にいつも話しかけてくれるんですけど、それも気を使ってるのか、自分が話しかけて流れが変わるのがいやだったのか、異様な雰囲気でした」

――どんな気持ちで最終回に?
「ここまで来たら打たれてもいいから、しっかりとゾーンに投げて、自分の投球を最後まで貫こうと思っていました」

「常にコミュニケーションをとって、話しながらやってる拓也のリードというのが僕の中で大きい」