●試合前
――周東佑京選手の状態は?
「きょうの試合に使うとこはないでしょうけど、ベンチには入るというので。明後日はいけそうですね。原因もわかって良かったです」
――去年も同じ症状があったと。
「そう。心当たりがあった塗り薬が原因だったみたいなので。その薬を使わなければいいだけなので」
――バッティングの状態が上がっていない。
「ヒットを欲しがっていますよね。ヘッドスライディングはやめてほしいんですけど、ヒットが欲しくてやりましたと(周東本人が)言っていました」
――それでも守備や守りを考えると必要な選手。
「センターですからね。守備はプロのトップですから」
――柳田悠岐選手が受けた死球は問題なさそう。
「全然問題はないみたいです」
――大津投手への期待は?
「今は(順列が)6番目なので。週5試合だと入れないですよね。そこは勝ち取っていかないといけないでしょうね」
――評価は1試合で変わる?
「変わりますよ、中継ぎもそうですけど、毎日変わりますよ」
――徐若熙(シュー・ルオシー)投手についての今後は?
「1年通して中6日で回すことは絶対にないです。ただ、来週は6連戦なので」
――開幕からローテに入れようと決めた理由は?
「台湾代表との試合ですね。台北ドームの。元々はWBC出た疲労もあるだろうから、(開幕当初は)強化に充てようという話もあったみたいですけど。議論の中でとりあえず開幕から2回投げさせてみようと。実際、今の球を見ても悪くないですからね」
――課題のスタミナ面にも改善が見られる?
「いや、でも昨日(8日)の最後はだいぶ落ちていましたよ。彼は分かりやすいので」
――コミュニケーションも取れるようになってきた?
「中国語が話せないのでね(笑)。ただ、全然無口です。試合の時だけ別人です。目が違いますよね。元々口数が多くはない子なので」
――どんどん投げたいというタイプ。
「投げたくて仕方がないタイプですね」
――そこを何とか抑えさせながら。
「まあ仙台は寒かったので。例えば120球近く投げても出力が保てるのなら完投も考えますけど。今はしっかり6回を投げて、ゲームを作るところから始めてもいいんじゃないですかね」
――コントロールもまとまっている印象。
「自滅することはないでしょうね」
――栗原陵矢内野手のキャッチャー起用は?。
「一昨日(7日)の試合は『もしかしたら俺かな』と思ったらしいですけど(笑)。まあ、いずれはあるでしょうけど、今じゃないでしょうね」
――打撃も好調が続いている。
「全然悪くないですよ。(西武の)隅田は相性が悪いので。もし打撃が好調だったとしても厳しいかなと」
――西武投手陣は強力。
「もちろん。今井がいなくても先発が本当にいいチームですね。(ルーキー捕手の)小島も本当にね」
――リバン・モイネロ投手の調整も進んでいる?
「ちょっと早めに(ドームに)来てやっていますよ。戻ってきて、最後まで離脱しないのが一番なので。無理はさせないです」
――ファームからの昇格候補は?
「野手は16人で運用しているので。みんな元気ですしね。割って入るのは今のところ難しいですかね」
――秋広優人選手はアピールしているが。
「例えば山川(穂高)がDHの日が6連戦で1試合あるとして、そのために(秋広を1軍に)置くかどうかですよね。それなら(野村)勇をサードにおいて、栗原をファーストでいいかなとなるので。結果を出し続けるしかないでしょうけど、週1日のために使うのはなかなかね」
――チーム事情もある。
「去年も交流戦前に上がってお立ち台にも上がりましたけど、そのあと状態が良くなくて落として。すぐに上げるつもりだったんですよ。ただファームで打てなくて、それじゃ声をかけられないので」
――藤原大翔投手は先日中継ぎで登板していた。
「ただ、次は先発する予定なので。あとはチーム事情ですよね。先発をしていたら中継ぎはできるので。あとはボールが暴れるとか、ストライクが入らないとか言う人もいますけど、僕はそう思ったことがないので。しっかりストライクゾーンに投げられているし、楽しみですね」
――稲川竜汰投手はいったん試合での登板はせずに調整する。
「真っすぐがあの状態だったので。そこ(の改善)が一番じゃないですか」
――4軍までの育成システムが強みでもある。
「きょうも石塚(綜一郎)が4軍に行っているみたいですね。ホークスでしかやれないので。軍による目的も当然違いますしね」
――打ちこむ機会を設ける。
「それで去年も成功例は何度かあったので。4軍で打ち込んで調子を上げた例もありましたしね」
――1箇所バッティングは今年も定期的に行う?
「頻度はコーチに任せていますけど、月に3回は入れようというのは聞いています」
――周東選手の影響もあるが、盗塁数が増えてこない。
「今の時代は通常のクイックに隙がないので。なかなか難しいですよね。ベースが大きくなったら盗塁が増えると思っていましたけど、クイックのレベルが上がっていますよね」
――そんな中で海野隆司選手はよく盗塁を刺している。
「海野は捕ってからのスピードはほぼ(甲斐)拓也と変わらなかったので」
●試合後
――接戦を制した。
「昨日はなかなか点が入らなかったんですけど、近藤がさすがだなと。1球で仕留めて。ピッチャー陣もゼロで抑えて、いいゲームだったと思います」
――先発の大津投手は7回無失点。4回から7回は全て三者凡退。
「8回もいっても良かったんですけど、やっぱり勝ち越したら松本(裕)でいこうというところで。非常に難しいところではあったんですけど、大津は先発の役割をしっかり果たしてくれたなと思いますね」
――近藤選手が7回に先制2ラン。
「2アウトランナーなしで、柳町が3ボール2ストライクであのカーブを見逃して。あの出塁が結構大きかったと思います。(近藤は)セットになった中で2球目のカーブでしたけど、しっかりタメを作ってというか、しっかり止まって打てた素晴らしいホームランだったと思います」
――最終回は杉山投手の好投も光った。
「信頼して送り出しているので。松本もゼロでしっかり抑えてきたのも良かったですし、今日はその形で勝ち切れたのは大きいと思います」
――1日空いて、日本ハムとの対戦が待っている。
「明日ゆっくり移動で休んで、それから考えます」
――大津投手は守備も光った。
「1、2回のフィールディングは見事でしたね」
――評価が上がるような内容だった。
「もちろんそうです」
――今季初めて中継ぎが無失点に抑えた。
「試合中に倉野(信次)コーチにその話をしたら知らなかったんで」
――勝ちパターンで勝っていくというのはホークスの形。
「それでずっと勝ってきているチームなので。そこが落ち着いてこない限り、去年もそう言いながら最初は中継ぎが結構打たれていたので。最終的に最後に向けて盤石な体制を作っていくわけなので。今日は松本がゼロで抑えたのも大きかった」
――8回に暴投で三塁まで進まれた。
「あれはしょうがない。ベースのだいぶ前でバウンドしたんで」
――柳町選手が2つの四球。
「彼はそれで1番という長谷川(勇也)コーチの推薦。選球眼を持って打席に対応できる選手ですから。今日はそういう良さが出ましたね」
――今季初めての無失点勝利。
「それはいいことですね」
――大津投手の投球はどうでしたか。
「投球はいつも通り。真っすぐ、カット、まっチェ、フォーク。どれが1番良かったとかはないけど、球種が多い投手なので。的を絞らせなかったですね」