――ルーキーに話をした。
「ちゃんと野球ノートを作りなさいと言って。『作ってると思うけど』って言ったら、みんな一応頷いていたので」
――色々な情報がある時代だからこそ、ノートを作るのが大事になる。
「もう今は『こうした方が近道ですよ、効率がいいですよ』って、無駄を知らずに答えを先に出してきてくれる時代なので。それを受けているだけでは、成長には繋がらないので。そこから自分なりに考えて、噛み砕いたことが成長に繋がるから。そのためにノートを活かしなさいという話をしました」
――継続の大切さも改めて彼らに伝えたかった。
「まあ、やっぱり僕らの時代よりもすごく迷うと思うので。本当にこれをやり続けていいのかっていうのは。俺ももし今の時代に生きてたら、あんなに同じことを延々と続けられたかかは自信がないけど。でも、歴史を振り返ったときに、活躍して名を残した選手たちが何をしてきたかといったら、信じたことをひたすら信じてやり続けてきた人たちしか、やっぱり名を残してないので。歴史を考えたら、それは大事なことですよね。だからこそ本当に自分が追い求めてやり続けることが何なのかっていうことは、球団が出してくれた答えだけじゃなくて、自分で噛み砕いて『これをするんだ』っていうものを見つけたほうが成長には繋がるかなと。ということをうまく(記事にして)ネットに上げてくれると、選手たちもより理解が深まると思うので。よろしくお願いします。口頭で一瞬しゃべったくらいじゃ、彼らは何の理解もしていないと思うので。それを伝えてくれるとありがたいですね。よろしくお願いします」
――きょうは野手のルーキーを中心に視察した。
「きょうはピッチャーの立ち投げがなかったらしいので。まあ2位の稲川(竜汰)君とか3位の鈴木(豪太)君か。そこは当然、即戦力で入ってきているでしょうから。まあ倉野(信次)コーチの方針で、A組スタートではないですけど。必ずキャンプ中には実際に自分の目で見てという時間は作ります」
――彼らにとっても今年はチャンス。
「そうですね。ただ中継ぎはどちらかというと激戦区ですけどね。東浜(巨)も昨日、一昨日に電話がかかってきて。『残ることにしました』と。まあ(有原航平投手が抜けたことによる)180イニングを埋めなきゃいけない中で、十分にチャンスあるし、もう1回勝ち取ってくれという話はしましたけどね。先発はそういう点ではチャンスがあると思いますね」
――WBCの追加発表でホークスの4人が選ばれた。
「近藤(健介)に関しては、本番はレフトの可能性が高いかもしれないので。それはもうチーム事情としてはライトですけど。当然(侍ジャパンに)合流してからはレフトで練習することにもなると思うので。それは国(代表)最優先でというふうに、こちらは配慮してやりますし」
――周東佑京選手について、井端弘和監督がスタメンの可能性も十分にあると話していた。
「スタメンで出られるなら成長したってことじゃないですか。(前回大会は)村上(宗隆)が打って(ホームに)返ってきたシーンしか見てないので。これからスタメンで出られる選手として呼ばれるなら、彼がその3年間で成長したってことでしょう」
――シーズンに向けた調整という意味では、WBCで出場機会があった方がありがたい。
「まあそれはそうでしょうけど。そんなのは関係なく、代表に選ばれたら補欠だろうがスタメンだろうが、国のためにやるメンバーを井端監督が集めているわけなので。それを言い訳にするような選手たちには育てていないつもりなので。『打席数が少なかったから』とか言う選手が主力になるのはホークスではないと信じていますので。そんなことは関係ないです」
――井端監督と話は?
「特にはないです。以前連絡が来たときに、彼らの名前を挙げてくれていたので。正式にはきょうということですね。」
――松本裕樹投手は初の代表入り。
「ええ。本人も結構モチベーション高く、選ばれたいという思いで(やっていたので)。やっぱり選ばれたいと思う選手が集まるのが最強なので。そういう点では彼の思いが叶ったでしょうしね。ホークスの代表として国のために頑張ってほしいです」
――大谷翔平選手と共闘して世界と戦う経験もチームに還元してほしい。
「今はほぼ情報がストレートに入ってくる時代とはいえ、メジャーリーガーの生きた声を直接聞くのは刺激になるんじゃないですかね」
――中村晃選手とも話をしていた。
「あまり焦らなくていいという話です。体が健康なら開幕でベンチ入りするのは100%間違いないので。焦らずにやってくれという話はしました」
――調整は任せる。
「やっぱり術後なので、まだ全然万全ではないし。S組が合流する(2月)14日に合わせなきゃ、という思いで(必要以上に)動いてもらっても困るので。ちゃんと健康なら開幕で必要なメンバーには変わりないということは伝えてます」
――村松有人コーチが野手チーフコーチに就任する。求める役割は?
「求める役割はほぼヘッド(コーチ)ですよ。ヘッドというか、野手コーチの意見を吸い上げて、こちらに持ってくること。あとは細かい調整というか、俺に聞かんでも答えを出せるところは全部彼が答えを出していく。そういうナンバー2のポジション。倉野(コーチ)と同格です」
――打順提案は長谷川勇也コーチが行う。
「打順提案はまた違う仕事なので」