獲得発表の徐若熙は「基本的に先発」 大幅昇給の野村勇に高評価…三笠GMコメント

三笠杉彦GM【写真:冨田成美】
三笠杉彦GM【写真:冨田成美】

野村の“珍要望”には「状況を確認しながら」

 ソフトバンクの野村勇内野手が22日、契約更改に望み、3100万円増の年俸5200万円でサインした(金額は推定)。また同日正午には台湾プロ野球(CPBL)の味全から海外フリーエージェント権(FA権)を行使した徐若熙(シュー・ルオシー)投手の獲得が発表され、背番号は「18」に決まった。取材に応じた三笠杉彦GMは新戦力への期待と現時点での起用法に言及した。主な一問一答は以下の通り。

――野村選手は大幅アップとなった。
「とても活躍してくれたので。ちょっとここ2年くらいは苦しいシーズンが続きましたけれども、今年は再ブレークしたという形で。本当に日本一に貢献してくれて、大活躍だったなと思います」

――話し合いの中では金額面以外のことも話をされた。
「要望については、彼はやっぱりショートなので。ユニホームのズボンの(支給)枚数を(増やしてほしい)、みたいな話でした」

――今後検討する?。
「はい、ちょっと状況を確認しながらですね」

――今までもズボンが破れたら支給をはしていた?
「まあ(支給数は)何枚って決まってて、みたいな話なので。あとは補修をしたりですね」

――先ほど徐投手の獲得が発表された。現状はどのような起用法を想定しているか。
「そうですね。基本的には先発での活躍を期待しています。というのと、本当にすごい素質、ポテンシャルを持った選手ですので。一方で25歳ということもありますので、日本球界に早く慣れてもらって、成長しながらホークスで活躍をしてもらうことを期待しています」

――支配下での獲得。去年育成で入団した張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手と比べると即戦力で、という期待がある?
「(徐投手は)CPBLでも活躍していますし、チャン君と年齢も違いますので。そういう意味ではチャン君と比べると、本当に即戦力として活躍をしてくれることを期待しつつも、しっかり慣れて成長してもらいながらというような感じかなと思っています」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)