海野が語る杉山との“大ゲンカ” 伴コーチが立ち会った理由「俺が許さない」

  • 記者:竹村岳
    2025.10.04
  • 1軍
リーグ優勝を決めて喜ぶ杉山一樹と海野隆司【写真:小池義弘】
リーグ優勝を決めて喜ぶ杉山一樹と海野隆司【写真:小池義弘】

海野が呼び出された…4月29日の日本ハム戦後

 マスクを掲げ、一直線にマウンドへと駆け出した。ぶつかり合い、支え合ってきた“相棒”と熱く抱き合い、やっと心から笑うことができた。「1試合ずつ、必死にやってきてよかったです」。海野隆司捕手は歓喜の声を絞り出した。

 昨オフに甲斐拓也捕手がFAで巨人へ移籍。2月の春季キャンプから正捕手争いが注目された中で、海野はキャリアハイとなる104試合に出場した。「しんどいことばかりでしたね。特に最初の方は勝てないし、どうやったらうまくいくんやろうってずっと考えていました」。結果で評価されるポジション。優勝の瞬間を味わった28歳は、捕手として大きく成長を遂げたシーズンになった。

 中でも、黒星が先行した春先は苦悩の連続だった。延長戦の末に敗れた4月29日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)後には、杉山一樹投手と“大ゲンカ”に発展した。「お前、3回目やぞ!」。ミーティングルームに響き渡ったのは杉山の怒声だった。5か月後、ベルーナドームのマウンドで抱き合った2人。海野にとって、守護神との衝突はどのような経験になったのだろうか。第三者としてその場に居合わせた、伴元裕メンタルパフォーマンスコーチの言葉も含め、出来事を振り返る。

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この先で分かる3つのこと

海野選手が明かす、杉山投手との“大ゲンカ”の真相とは
伴コーチが語る、衝突をプラスに変えた「第三者の介入」
90分間の話し合いで、バッテリーが得た「本当の絆」

マスクを被った海野にしか見えない景色が

“メンタルのプロ”が「第3者も呼ぼう」と言った本当の理由

(竹村岳 / Gaku Takemura)