「簡単な怪我じゃなかった」 2か月の沈黙、オスナが復帰戦で激白…実感した自分の“立場”

  • 記者:竹村岳
    2025.09.06
  • 1軍
2軍戦に先発したロベルト・オスナ【写真:竹村岳】
2軍戦に先発したロベルト・オスナ【写真:竹村岳】

かつて口にした「野球人生で緊張なんてしたことない」

 周囲に支えられて、ここまできた。だからこそ「緊張」という言葉で自らの心境を表現した。

 5日のウエスタン・オリックス戦、先発でマウンドに上がったのは右肩痛でリハビリ調整を続けてきたロベルト・オスナ投手だった。安打と四球で走者を背負いながらも1回無失点に抑え、最速は152キロを計測した。「感触は良かったです。痛みがなく投げられたのがよかったし、神様に感謝したいと思います」。自分自身に対してある程度の重圧もかけながら、しっかりとゼロを並べてみせた。

 ホークスに加入して3年目の今季。開幕から守護神の座を務めたが、25試合に登板して3勝1敗8セーブ、防御率4.32という成績に終わっていた。6月19日に登録抹消されると、リハビリ組に移行。2か月半ぶりの復帰登板を迎えたこの日、室内練習場に姿を見せると、丁寧にキャッチボールを始めた。「久しぶりの実戦で緊張しましたね。迷惑をかけたくないし、いろんなことを考えていました」と胸中を語っていた。

 MLB時代にはタイトルを獲得するなど、実績十分の右腕。何度も修羅場を乗り越え「野球人生で緊張なんてしたことがない」と口にしたこともあった。そんなオスナが、緊張した――。その言葉には、どんな意味があったのか。

久々のマウンドで味わった“楽しさ”

柳田悠岐とハイタッチするロベルト・オスナ【写真:竹村岳】
柳田悠岐とハイタッチするロベルト・オスナ【写真:竹村岳】

割合で言えば現状は「60%くらいだと思う」

(竹村岳 / Gaku Takemura)