大津亮介が有原航平のグラブを使うワケ 一発勝負で排除した“不安”…「怒りの投球」に込めた真意

  • 記者:竹村岳
    2025.07.26
  • 1軍
有原航平のグラブを手に登板した大津亮介【写真:小林靖】
有原航平のグラブを手に登板した大津亮介【写真:小林靖】

「初めて」だった2か月もの2軍生活

 今の自分を、しっかりと見せつけた。「2か月間、ファームでやってきたことをそのまま出せたのかなと思います」。胸を張って振り返るのは、大津亮介投手だ。前半戦最後の試合となった21日の西武戦(ベルーナドーム)で先発登板。6回1失点で、待望の今季初勝利をつかみ取った。自分自身と向き合った2軍生活。悔しさの中で感じた“本音”を、右腕が打ち明けた。

 先発転向して2年目の今シーズン。開幕ローテーションから漏れることになり、1軍で与えられた3度の先発登板で白星を挙げられなかった。5月17日に登録抹消。2軍再調整をハッキリと告げられた。結果を残して、再び掴んだ1軍でのチャンス。「後悔だけはしたくなかったので。気合が入るのはいいんですけど、これまで投げてきた力感のまま、いけたことがよかったです」と頷いた。

 西武戦でのピッチングは、小久保裕紀監督に「俺を見返してやるという、怒りの投球でしたね」と言わしめた。自他ともに負けず嫌いであることを認める大津。あくまでも足元を見つめつつ、2か月ぶりの1軍登板でぶつけた思いがあった。

小久保監督が「俺を見返すという怒りの投球」

タマスタ筑後で登板する大津亮介【写真:飯田航平】
タマスタ筑後で登板する大津亮介【写真:飯田航平】

なぜ有原航平のグラブを使用しているのか?

(竹村岳 / Gaku Takemura)