杉山一樹が明かした“宝刀”の秘密 打者を圧倒する「3種のフォーク」はなぜ生まれた?

  • 記者:長濱幸治
    2025.07.12
  • 1軍
フォークを投じる杉山一樹【写真:栗木一考】
フォークを投じる杉山一樹【写真:栗木一考】

投球全体の96.7%がストレートとフォーク

 今季の躍進を支えているのは「カウント」「ロケット」「決め球」――。ホークス救援陣の柱として圧倒的な投球を続けている杉山一樹投手。最速160キロの真っすぐと落差の大きいフォークを交えたパワーピッチングが印象的だが、活躍の裏には繊細な感覚と熱心な研究があった。

 7年目の今季はリーグトップの38試合に登板して2勝2敗10ホールド10セーブ、防御率0.96と文句のつけようがない成績を残している右腕。株式会社DELTAのデータによると、投球割合の50.1%がストレート、46.6%がフォークと、ほぼ2球種で相手打者を抑え込んでいることがわかる。

 豪快な投球スタイルと、少し抜けたところもあるキャラクターで知られているが、最新データを駆使する一面も持つ右腕。明かしたのは「3種類」のフォークの存在。そして、シチュエーションごとに投げ分けている事実だった。

切磋琢磨で武器を磨いた右腕の存在

アナリストも驚愕「140キロ超えるナックルみたいなもの」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)