「間違いじゃなかった」松本裕樹に芽生える自信 印象に残るオリ右腕との会話
「自分の持ってるものしか出せない』と言うところは山岡さんとかと話した」
ソフトバンクの松本裕樹投手が2月1日のキャンプインに向けて調整を進めている。27日には今年初めて福岡・筑後市のファーム施設「HAWKSベースボールパーク筑後」を訪れて自主トレを行った。23日までは広島の野球専門トレーニング施設「Mac’s Trainer Room」でオリックスの山岡泰輔投手や杉本裕太郎外野手らと自主トレに励み「継続してやってきたことが今年はだいぶ理解出来て、その上でやれたかなと思っています」と手応えを口にする。
今季も勝利の方程式の一角として期待がかかる松本裕。「今年はある程度(勝負する)ポジションが決まって入れるので、そこに向けて12月、1月はやって来ました。まずしっかり身体を作って、シーズン中のトレーニングだったり、そういうのを通して1年間、またその先の野球人生を通して成長出来たらなと思って。そういうところを大事にやってきました」と、このオフの取り組みについて語る。
自主トレではトレーナーの高島誠氏のもとに集まった10人を超える選手達でたくさんの意見交換も行った。「いろんな人にトレーニングの話を聞いたりして、取り組んできたことが間違いじゃなかったんだなというところと、そこのジム自体も毎年同じことをやっている訳でもなくて、毎年毎年やることも変わってくるので、新しい考え方とかも取り入れられたのかなと思います」。松本裕自身も、毎年、変化するトレーニングと環境に刺激をもらった。
(上杉あずさ / Azusa Uesugi)